リビドー

フィクションの中で窒息死するまでセックスしたい

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

クウキセイジョウキ

深夜だった気がするし昼間だったような気もする。 以前勤めていた会社の先輩ふたりと楽しくお喋りしながら、私は帰路に着いていた。 私たちが並んで歩く後ろには前髪が長めのマッシュヘアーをした細身の男性がひとり、距離感を保ちながら歩いている。 チラチ…